【フィリピン滞在中19日夜】二日目(19日)の夜は、懇親会がありました。
懇親会場へ移動するためリムジンバスを待っていたときのことです。
ほとんど日本人と言っていい表情と雰囲気を持っている男性から英語で話しかけられました。
年齢は40歳半ばぐらい。
色白、細めで眼鏡をかけています。
私と同じくらいの身長、170センチぐらい。
この人物、この日の昼間、香港からの参加者のテーブルに座っていました。
ですから、てっきり香港の人だと思っていました。
昼間、香港グループのテーブルに挨拶に行ったので、この人物にも挨拶をし、言葉も交わしていました。
二日目の会場の様子今度は、向こうから声をかけてきて、内容は仕事に関すること。
内容から察するに、香港人ではない。
また、内容から台湾からの参加者でもない。
韓国人とも違う。
この人物、こちら側が当然彼の素性を知っているであろうという感じで喋っているので、今さらどこの国かなんて聞くの失礼な気もする。
でも、仕事に関する話をしているから、そのまま流す訳にも行かない。
ついに聞きました。
「Which country are you from ?」
「I am from Mouritius.」そんな!この人物がモーリシャス?
こんな色白の日本人のような顔がモーリシャス?
インド洋に浮かぶ島国だからもっと日焼けしているはずでは?
ともかく、これが、モーリシャスの人との出会いの瞬間でした。
意表をつかれて、やや慌ててしまいましたが、ともかくフランス語!
「そうか、モーリシャスから来たのか」とフランス語で言って、自分の所属や肩書をフランス語で話してみました。
相手側としては、今まで英語で何の問題もなくコミュニケーションできていたのに、突然、私がフランス語を話始めたので一瞬驚いた様子を見せました。
そして、第一声は、私を打ちのめすのに十分な破壊力がありました。
「そうか、Monsieur.licklick はフランス語を勉強しているのか?」一応フランス語で返してくれた話は理解できました。
しかしながら、どうやら、私のフランス語は、フランス語学習者が話す典型的な会話文だったのかもしれません。
勉強中であることが明白に出ているフランス語であるらしい。
さらに、ショッキングな会話は続きます。
相手は、ゆっくりとしたフランス語で話しかけてくれますが。
「いったいどれぐらいの期間、フランス語を勉強しているのだ?」これに対して私は、確かに
「4年」と答えたのです。
しかし、先方の返答は、
「そうか、4か月か。
4か月にしては随分上達している。」どうやら、
私のフランス語は、「数か月学習したよりはちょっと上」という程度であるらしい。
もしかすると、『「4年」なんてありえない、「4か月」の言い間違いだろう』と判断したのではないかとまで考えてしまいます。
今更、再度4年とも言えませんでした。
会話は続きます。
「そうか、それなら、名前もlicklickではなく、フランス読みにしよう」実は私の苗字には「u」が入っています。
この「u」をローマ字読みではなく、フランス読みするということ。
「じゃ、これからは、Monsieur lucluc だ」そうこうしているうちに、リムジンバスが到着。
私は同行している先輩のケアをしないといけないので、この日の生きたフランス語会話はそこまで。
非常に複雑な思いで、懇親会へ。
ちなみに、イスラム教の人々も大勢いるので、アルコールなしでした。
冷静な頭で自らのフランス語を省みていました。
【本日(24日)のフランス語】実は、今日は、オフィスへ
カンボジアからの来訪者がありました。
その対応のための書類も読まなければならず、朝の電車の中ではその準備。
帰りの電車では、出張疲れも出たのか、ちょっと眠り込んでしまいました。
そのような感じで、今日のフランス語はゼロです。
にほんブログ村 勝手に1200時間フランス語ヒアリングマラソン
記録(2012年9月24日23時59分現在)
前回からの走行時 0分
通算走行時間 625時間
ゴールまで 575時間
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テーマ : 語学の勉強
ジャンル : 学問・文化・芸術